高校生2年生くらいからお菓子を自分で買うことと、ジュースを飲むのを禁止した。その頃の自分が何を考えてそう言うふうに思ったのかは覚えていないけど、自分の気に入った自分でいたいなと思ったことがきっかけだったと思う。
周りの買い食いする友達を内心冷ややかな目で見ていた、太っている人は自分より醜くて、下だと思っていた。
大学生、コロナ禍で有り余る時間で食べることだけが快楽になって、ちょっとストレスが溜まるたびに過食していた。今よりあの時の方がひどい食事だったと思うけど、まだあの時は食べたいものが沢山あったから良かったなと思う。
学食の唐揚げマヨ丼、生鮮館なかむらの竜田揚げ、5個入りの安いドーナツ、アイス
この頃から人前では食べてないor健康的な食事をしているというふりをする(格好つける)ようになってた。
バイト先ではめったに食事とらなかったしジャンクなものなんて食べるのハア?バカじゃないですか?って顔を外ではしながら家で気持ち悪くなるまでかっこんでいました、本当はエビフィレオとか大好きだし、期間限定の商品とか食べたかったけど、誰かに見られることが自分的にはダメだった。
友達とカフェいってケーキ食べるとかはできる。それは「自分で選んだ食事」ではないから、自分を許せる。
自分で選んでいる食事を人に見られることがダメで、だからこいつはこんな風なんだと思われているんじゃないかと思ってしまって許せない。
社会人、仕事のできなさを他のベクトルの努力でカバーしたくなりダイエットをする。どのタイミングからかは覚えてないけどスーパーの揚げ物買うの禁止、お菓子買うの禁止、もらっても食べてはいけない、菓子パン禁止、など色んな謎ルールを作り始める。
仕事が終わるのが遅いのでお湯を沸かすかレンジを使う以外の調理ができなくなり、簡単に食べられるものしか食べなくなり、結果ストレスが溜まったときの過食がより手軽になる。
謎ルールがあるから決まったものしか食べられないので、その決まったものをアホみたいに食べて気持ち悪くなり、最悪な時には吐いたりしてた(もうやってない)気持ち悪くなるまで食べるのは今もやめられない。だから全然痩せないし肌も荒れるし、結局なにごとも解決はしていない。
高校時代から、これは食べたら太ってしまうとか肌が荒れてしまうとか、思い込んでルールを決めて、それを食べずに守れると心が安らかだった。破ってしまえばもうダメだとばかりに過食していた。
そうやって今まできて、食べたら良くないことが起こる(と思い込んでいる)ものがありすぎて、食べることが大好きなはずなのに、自分が本当は何が食べたいのか、どんな味が好きなのかわからなくなっている。
カツ丼が大好きなのに、パフェが大好きなのに、食べてしまったら、それを選んでしまったら起こることが先に浮かんでしまって、本当に好きなのかわからなくなる。
贅沢な悩みだよ
高校の時、死ぬほどキツい練習終わりに汗だくで食べるアイスのみかんバーがいっっちばん、記憶の中で美味しかった
あのときのおいしーーっていう気持ちを
ずっと大事にしたいのにな
みんな、こんなもんなのかな?
ご飯食べるのって本当に楽しいはずなのに
楽しくしたいのに、できない。とか
もはや他人の体型と比べてどうとかじゃなく
現状の自分のままでいることがナチュラルに常にずっと許せなくて、ダイエットじみたことをやってしまう。とか。
こんなの、やめたいね〜
本当、何も楽しくないもんね
いつか絶対に、自分で心から、迷いなくカツ丼の大を選んで食べられる人間になりたい。
そう思ってるから、少しずつでもなんか良い方向に前進していきたい。