とてもとても幸せな時間を過ごしているとき 本当に本当に自然に いつか今日の日を思い出して涙が出てしまうんだろうな と思うような人間だった 明日や明後日の約束くらいしかしたくなくて 「いつか」を言うのが怖かった だって、人っていつ死ぬかわからない …

大学に入って両想いをしていない。 片想いをしたり、されて付き合ってはみたり、 そんなかんじで四年が過ぎた。 四年て、長いな。 拗らせに拗らせて、もうどんなに綺麗にシワを伸ばそうとしても戻れないことをうすうすかんじている。諦めばっかりの四年でし…

今年の夏はたくさんノースリーブを着た。 二の腕に吹く風が気持ちいい夏だった。 (といっても、日中は暑くてほとんど死んでいた) 色んなことがあったような、気がする 時間を溶かすことに精を出していたような 必要なことから目を背けていたような 自分の主…

昔、父が私にトライアングルを買ってくれた いつのことだったか もう思い出せない

最近スーパーに行くとね 何が食べたいかわからなくて、ずっとウロウロしてしまう 何も食べたくないけど、何か食べなきゃ いったりかえったりして 最終的には立ち止まって、耳と目を塞いで しゃがみ込んでしまいたくなる きっと疲れている、でも疲れるような…

「誰も知らない」を見た。映画の存在自体はずっと知っていて、でもなんだか見る気になれない映画だった。見た後、いつもならすぐにフィルマークスに記録を残すのだけど昨晩は出来なかった。心に重くのしかかって、いろんなシーンが消えなかった。是枝監督の…