love in the first degreeだね

フルグラはおいしい

 

 

世界で1番大事なものは、私です

 

次に大事なものは、おばあちゃん

その次は、ばんちゃん

 

私は自分が死ぬことが昔からあまり怖くないんだけど、おばあちゃんや、ばんちゃんがいつか死んでしまうということはとても怖いことだ。

 

自分が死んだら世界も全部終わると中学生くらいまでは思っていたけど実はそうじゃなかったし、大事な人が死んでしまったあとにはきちんと生きている私が残ってしまう。

順当に行けば2人とも私より先にいなくなるから、そんな時間の寂しさや衝撃に出会うのが怖くて、日々はその瞬間までのカウントダウンであり、心構えをつくるための毎日だと思う。

命を分けてあげられるなら、私達3人で分け合ってみんなで一斉におやすみ〜と出来ればいいのになあと思ったりする。けどそういうのは多分違うんだろうな、私達は別々の生き物だから、死ぬのも生まれるのも別々なのだ。

 

 

いつか結構好きな男の子と付き合っているときに、旅館の小さい椅子が2つ並んだところでお酒を飲んでいて、ふと「いつかどちらかが死んでしまったら」なんて話をしていたら、予想以上に哀しくなってきて、泣いてしまったことがあった。あのあと2人は解散して、もう死んだも同然になった。あの時あんなに哀しかったのに、もうどこにもそんな気持ちはなくて、ただ可愛い2人の風景だけが記憶に残っている。

 

 

いつかまた人生が変わって、おばあちゃんとかばんちゃん以外に大事に思う人ができたりすれば、こんな風に過ぎ去った思い出としてその日までの日々を消化できるのかな。そんな人生を私はあまり希望していないな。