新生活と一緒にダイエットを始めた
毎朝早起きして運動と筋トレをして
やったこともない8時間立ちっぱなしの慣れない仕事をして、元気でしか先輩の役に立てることがないと思って毎日空元気だして
お昼もおにぎりとサラダで我慢して
夜も一駅分歩いて帰って野菜食べて
毎日何かを達成していく自分が嬉しかった
誰に凄いと言われずとも
自分の体がその自分の頑張りを表してると
思ってた。
きっかけは小さなことだ。
3週間たっても全然減らない体重と
「お昼ご飯自分で作ったら?今日も700円とか使ったんでしょ?」という彼の言葉
お店の商品が自分の見ていなかった間に2つも盗まれてしまったこと。
一つ一つがプスプス刺さって全然抜けなくて
それでも空元気を続けたし、
運動もやめなかったら
なんかもう全部がずっと辛い感じになって
何しても辛いなーて思う気持ちが止まらなくて
いっぱい食べてしまうのをやめられなくて
久しぶりに過食してしまった。
そしてやっとこさ涙が沢山出てきて
そのまま寝て、今さっき起きて、
少し冷静になってここにいる。
誰の役にも立てていないことが
一番悔しいのよ。
それをすごく実感していて、
なんでもいいから、なにかでその役の部分を埋めたくて、頑張っている風の自分がいないとそれに耐えられなくて、
たぶん気持ちを張り詰めすぎたと思う。
このくらいみんなやってる、そして私は
まだみんなよりも恵まれている方で
それは明らかだから、
同じぐらい頑張らなきゃと思ったんだと思う。
そしてそれを自分だけではなく
彼や他人に認められたくて
見た目にわかる努力を選んだんだと思う。
たぶん。
頑張らないとダメだと思ってる。
それは今でもそうだよ。
でもこうなって思うのは、
こんなにヘロヘロになってしまうなら
たまには新しい空気を吸っていい。
違う頑張りの方向を選んだっていい。
元気だけでしか役に立たないって思うけど
ほんとの元気を出さなくたっていいんだし
心の中でだるーいて思いながら
舌出しながらニコニコしたっていいんだし。
痩せたいって思うけど
同じこと続ける必要もないんだし
食べたいもの食べても誰も怒らないし
私の体は私だけのものなんだし。
もう私は大人で、私は上手くいろんなことをすり抜ける道を探しに行くことができる。バカみたいに真っ直ぐ前を進むことだけが正義ではない。
いつだってこうやって真面目に心で会議する私
真っ直ぐでポンコツで愛おしいな
ここ数日はごめんね
これからは優しくしてあげるね