いろんな日々に起きたささやかな良い時間を
忘れたくないって思う
次長が壁よじ登って必死に電球変えてるのを
みんなで笑いながら応援したこととか
パートのおばあちゃんが必死に話す内容を
翻訳して伝えることとか
セブンの肉じゃがは、肉は少ないけど
「じゃが」が多くて嬉しかったこと
店長と結局茶色い食べものが一番うまいよねって盛り上がったこと
みんなの人生が、割と早回しで(体感では)
進むような年齢になってきていて
おぉ、これがそういうことなのかと思うけど
これくらいのささやかさでまだ充分に
私は幸せを感じてしまうし、
あ〜忘れたくないって
素直に願うくらい、今の日常、けっこう好き。
このままが続くことの怖さはある
もうすぐ結婚しそうな同期は「そのままでいることって結局ゆっくり下がってるのと同じ」と言っていた。
それは多分、生きること
全てに言えることで。
働き方も、物事の捉え方や、選択肢のある行動の全て。
昔と比べて違うのは、本当に1日はあっという間に終わってしまって、気を抜けばすぐに数週間が経ってしまうこと。変わらぬ私で。
なにか良くなりたい、少しでも成長したい、でも体は重く、寝たい。ちょっとだけインターネットをみたい。ポチりたい。
そんな人とそうじゃない人の、少しの違いだけが、道を変えるレバーをカチッとする一押しになるんだろう。
でもいつだって
人生は不意に幸福な時間に溢れ
それは前述云々の行動の結果ではなく
私個人の感受性の問題で、
そこがまたオモシレーなとこではある。
そしてそんなふうにただ流れ着いた先も、
案外悪くなかったことは、私の経験上で立派に立証され、わかっていることなのです。
そうやってたどり着いた先がここだもの。
こころさえ幸せなら、なとこ、ある。
お風呂の温度を2度下げたら
いつもより20分長く入れるようになった。
やっすいサングラスを1ヶ月悩んでお揃いで買って行った恋人達がとても嬉しそうだった。
背中の筋肉痛、かなり治らない。
羽でも生えてくるのかもしれない。
そうなれば、困る。けど嬉しい。